即時償却とは?
💡 即時償却の要点(30秒でわかる結論)
- 即時償却とは:設備投資を行った年に、購入費用全額をその期の費用(損金)にできる制度。
- 最大のメリット:購入した年の税金を大幅に抑え、手元の資金(キャッシュ)を確保できる。
- 最大の注意点:「節税(税金の免除)」ではなく「課税の繰延(先送り)」であり、トータルの税額は変わらない。
即時償却とは?
一定の設備を購入した際、通常の会計処理では設備の耐用年数に応じて毎年一定額を利益からマイナスする「減価償却」を適用します。
一方、特定の条件を満たした際に適用できる即時償却では、設備を購入したその年の決算で購入費用の全額を費用として計上することができます。
中小企業経営強化税制について
2017年4月よりスタートした「中小企業経営強化税制」を活用して購入した設備は、即時償却を適用することができます。
即時償却のメリット
設備導入した年に一括償却できることで、「その年の税金が安くなる」ことが即時償却の最大のメリットです。
設備導入した年に大きな利益が発生すると、多額の税金を支払うことになり、キャッシュフローが厳しくなることがあります。
そういった場合に「即時償却」の制度を活用すれば“その年”に支払う税金が低く抑えられるため、資金に余裕を生み出すことができるのです。
ご注意点
⚠️ 「即時償却 = 税金の軽減」ではありません
上述の通り、目先の資金に余裕を持たせることが即時償却のメリットですが、翌年以降は償却費がなくなるため、トータルでの最終的な納税額は同じになります。
※「節税効果」を得るための制度(税金の免除)ではなく、あくまで「税金の先送り(課税の繰延)」ですのでご注意ください。
森本経営会計事務所からのご案内
税理士 森本 雄一
「即時償却」をはじめとする優遇税制や設備投資に伴う税金対策は、単発的な節税ではなく、長期的・継続的な経営計画の中で適切に実行してこそ真の価値を発揮します。
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